第44回学校給食用物資の展示試食会

平成30年11月8日(木)
会場:くにびきメッセ

今年も松江市のくにびきメッセを会場に、「学校給食用物資展示試食会」を開催いたしました。
この展示試食会は、学校給食関係者の皆さまに対し、アレルギー対応商品や話題性のある商品の展示・試食を通して、魅力的でより豊かな島根の学校給食の普及・充実を推進することを目的としたものです。

講演会では、「牛乳は季節や地域で変わる農産物~牛乳本来の風味特性を中心に~」と題して、一般社団法人Jミルク 林マーケティンググループ部長様から、また「食品衛生法の改正~ハサップについて」と題して、島根県薬事衛生課食品衛生グループ 石原主任様から講演をいただきました。
Jミルク林部長様からは、牛乳は、工業製品ではなく、乳牛の品種、えさの種類、産地により風味が変わる農産物であること、酪農家・牛乳工場は安全でおいしい牛乳を学校に届けるため厳しい検査と品質管理を行っていることなどのお話がありました。
次に、島根県薬事衛生課石原主任様から、食品衛生法の改正の概要やハサップによる衛生管理の方法などについてお話がありました。

「牛乳は季節や地域で変わる農産物」

「食品衛生法の改正~ハサップについて」

物資展示試食会

出展企業46社、市町村学校給食関係者約100名に参加いただきました。
新規取扱希望商品は、地産地消に対応した県内産の素材を使用した商品や、学校給食で不足しがちな鉄を強化した商品などが多く提案されていました。
また、島根県学校給食コーナーでは、県内産の商品を展示した県産品展示コーナー、アレルギー物資27品目を極力使用していない商品を展示したアレルギー関連製品コーナー、給食で摂取しにくい鉄を多く含んだ加工品、これから求められる減塩対応に向けて本会の商品の食塩使用量の少ない物を紹介しました。

平成30年度学校給食用物資展示試食会

~雪が降らない初めての展示会に寄せて~
いつも2月の節分荒れの時期に行っていた展示会を11月にすることになって、初めての展示会は、やっぱり事務所のお留守番で、第一報は地方ニュースをソワソワ待つしかありません。
来ていただいた方とどんなお話が出来たか、納得のいく展示会だったかは、帰ってきた物資課のみんなの報告を待つことになりますが、そんなバタバタをみていると、若いころに食のイベントに出させてもらった時のことを思い出します。
ブースに立っていると、学校給食への恨み辛みを、例えば給食のせいでチーズが食べられなくなったとか、無理やり食べさせられて給食の時間が大っ嫌いだったとか浴びせかけられて、私みたいな給食大好き人間ばっかりじゃないんだなと残念な気持ちになったものです。
でも、なんでそんなにも嫌いな学校給食のブースに並んで私に声をかけてくれるんでしょう。
いろいろ考えたら、学校給食は私のように良い思い出の人も、また悪い思い出しかない人も人間同士の共感力を育てる今で言うソーシャルスキル教育のための最強のツールなのではないかと、人が成長して全国に活躍の場を広げ、生活のベースが変わっても誰とでも学校給食の話が出来るって凄くないですか?ってことに思い当たったのです。
独りぼっちで頑張っていると思い込んでいる人も、学校給食とラジオ体操が下支えしているのだと自分勝手に納得し、この展示会にご参集の皆様と一緒に学校給食の力を信じてこれからの未来を創っていく島根の子供たちにエールを送り続けられたらこんな幸せな仕事はないなぁと思いながら、盛会を祈りました。
                       島根県学校給食会 ヒガシ ナガエ