2019年度学校給食用パン品質審査会

2019年10月11日(金)、本会会議室を会場に実施いたしました「学校給食用パン品質審査会」の模様をお伝えします。
本会では、県内13の学校給食用パン委託加工工場で製造される学校給食用パンについて、年1回品質審査会を実施しております。
この品質審査会は、学校給食用パンの品質向上を図り、県内学校給食の主食の充実に寄与することを目的とし、島根県教育委員会、島根県学校栄養士会、学校給食共同調理場(センター)、島根県学校給食パン協力会の代表11名の審査員で審査を実施いたしました。
審査会では、13工場から提出されたコッペパン又は丸パンの外観(焼色・形など)・触感・味などについて審査員に採点していただき、合計の点数により判定しました。
審査の結果、13工場の給食用パンはすべて良好との評価であり、年々品質が向上しているとのことでした。
審査会の審査終了後、鳥越製粉株式会社 研究開発部 松本課長代理様から、学校給食用パンの製造にあたり、グルテンと加える水それを混ぜる力のかけ具合によってパンの柔らかさに違いが出ることや、デンプンのβ化(老化)の話、焼成温度の微妙な違いによる焼き上がりについて、さらには本県のパンに使用している塩分の量が全国でもかなり少ない使用量であることなどについても意見を述べられました。
県学校給食会として、引き続き委託工場へ出向き、製造過程等の確認や品質向上のアドバイス等を行うとともに、給食用パンにあう献立の研究も進めていきたいと思います。

学校給食用パン品質審査会 成績表

~10回目を迎えたパン品質審査会に寄せて~
平成22年10月22日の第1回から数えて10回目となりました。
各学校給食センター・学校等からパン屋さんに内緒で抽出し冷凍状態で集めてきたパンを当日早朝一斉に解凍し、アルキメデスの原理を利用した菜種置換法で体積を量ります。アルキメデスですよ。今でも様々な場面でアルキメデスのお世話になっていると思うと悠久の流れに身を置いている感じがちょっといいかなと幸せが一つ。
また元気で、この会の裏方で珈琲当番をしている幸せ二つ。
審査会が終わって、鳥越製粉の松本先生に各パン屋さんの技術向上のため、より丁寧に現状をみてアドバイスをいただくため残っていただき、一個一個手に取って味を見ながら分析、各工場に向けたアドバイスをいただきました。
空気の読めない私は、終わったと思い煎茶を入れてお持ちしたのですが、静かな緊張感の中で、お茶が冷めてしまい、途中退散となりました。なんかいいものを見た感じで三つ目の幸せ。
記念すべき10回目は、小さな非日常の幸せを見つける中で、パン給食の回数が減ったり、運送の問題、担い手の問題等気がかりなこともあるとはいえ、関係者の向上心や思いに触れ、また子どもたちのために頑張ろうという気持ちを新たにすることが出来ました。
                          ~島根県学給 ヒガシ ナガエ~